2024年公開の自主制作映画「侍タイムスリッパー」で初主演を務め、一躍注目を集めた俳優・山口馬木也(やまぐち まきや)さん。
51歳にして主演を果たし、日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞するという快挙を成し遂げました。
今回は、そんな山口馬木也さんの結婚相手や若い頃、そして代表作について詳しく調べてみました。
山口馬木也さんの結婚相手や若い頃について
この投稿をInstagramで見る
山口馬木也さんのプロフィール
- 本名: 槙矢 秀紀(まきや ひでき)
- 生年月日: 1973年2月14日
- 年齢: 51歳(2025年現在)
- 出身地: 岡山県
- 身長: 175cm
- 血液型: A型
- 職業: 俳優
- 所属事務所: SHIN ENTERTAINMENT
- 学歴: 京都精華大学芸術学部洋画学科卒業
- 特技: 乗馬、剣道、殺陣、ドラム、ジャンベ
山口馬木也さんの結婚相手について
山口馬木也さんは既婚者で、妻と2人の子供がいる4人家族です。
長年プライベートをほとんど明かしてこなかったため、結婚していることが広く知られるようになったのは比較的最近のことです。
2024年2月の番組「劇トクッ!」で、ゴルフに熱中しているという話題の中で、「奥さんにはね、やめてくれって言われます」と発言し、結婚していることが明らかになりました。
駅でゴルフの素振りをしてしまうほど好きで、奥様から注意されるというエピソードが微笑ましいですね。
奥様の顔写真や名前などは一切公表されていません。
一般の方である可能性が高く、山口馬木也さん自身もプライベートな情報をあまり公開しないタイプのようです。
この投稿をInstagramで見る
また、2人の子供がいることも判明しています。
インタビューで「うちの子どもたちに『侍タイ』を見せたんです。そうしたら、模擬刀を買ってくれって」と語っており、子供たちは父親の作品にしっかり興味を持っているようです。
さらに、セリフやストーリーをほぼ完璧に言えるようになり、クラスメートと一緒にチャンバラごっこの動画を撮影して遊んでいるとのこと。
子供たちの年齢は公表されていませんが、動画撮影をして遊んでいることから小学校高学年から中学生くらいではないかと推測されます。
結婚した時期については明らかにされていませんが、現在51歳で子供たちの年齢を考えると、30代後半から40代前半くらいに結婚したのではないかと考えられます。
個人的には、家族のことを話す時の山口馬木也さんの照れた表情がとても素敵だと思います。
イケオジなイメージとのギャップがあって、家庭では良き夫、良き父親として過ごしているのだろうなと想像できます。
なお、2018年11月に女優の高岡早紀さんとの居酒屋デートがスクープされましたが、これは舞台「魔界転生」で共演したメンバーでの食事会だったようです。
山口馬木也さんの若い頃
山口馬木也さんは京都精華大学芸術学部洋画学科を卒業しており、もともとは画家を目指していたそうです。
俳優デビューは25歳と比較的遅めで、しかももともと俳優志望ではなかったというから驚きです。
1998年、25歳の時に日中合作映画「戦場に咲く花」で俳優デビュー。
そして2000年には、あの厳しいことで有名な蜷川幸雄さん演出の舞台「三人姉妹」で初舞台を踏みました。
本人は「初舞台、僕、蜷川幸雄さんなんですけど、もう出だしから全部失敗ですよ」と振り返っており、相当なプレッシャーだったことが伺えます。
この投稿をInstagramで見る
しかし、本格的に役者の仕事に就いたのは28歳ごろとのことで、それまではアルバイトをしながらオーディションを受け続ける日々だったそうです。
華やかな芸能界のイメージとは裏腹に、長い下積み時代を経験しています。
若い頃の山口馬木也さんは、時代劇での立ち回りで酷評されたことがあり、それがきっかけで殺陣を本格的に学ぶ決意をしたそうです。
この努力が後に時代劇俳優としての評価につながっていきます。
2010年代以降は時代劇が衰退し、目立った活躍が表立って注目されることはありませんでした。
しかし、その不遇の時期も腐らず努力を続け、2024年の「侍タイムスリッパー」で一気に花開いたのです。
まさに遅咲きの俳優と言えるでしょう。
個人的には、20代後半から俳優の道を歩み始め、長い下積み時代を経て50代で主役を射止めた山口馬木也さんのストーリーは、多くの人に勇気を与えるものだと思います。
山口馬木也さんの代表作は?
テレビドラマの代表作
山口馬木也さんの代表作として最も有名なのが、テレビ時代劇「剣客商売」シリーズです。
このシリーズでは主人公・秋山小兵衛の息子である秋山大治郎役を演じ、藤田まことさんと親子役で共演しました。
「剣客商売」は2000年から2010年まで放送された人気時代劇で、山口馬木也さんは剣の道一筋に生きる真面目な青年・大治郎を好演。
山口馬木也さんは藤田まことさんを恩師として挙げており、この作品での経験が大きな財産になったようです。
また、NHK大河ドラマにも複数出演しています。
「八重の桜」や「鎌倉殿の13人」などに出演し、2026年放送予定の大河ドラマ「豊臣兄弟」では柴田勝家役に抜擢されるなど、今後の活躍にも期待が高まっています。
映画の代表作
2024年、山口馬木也さんにとって最大の転機となったのが、自主制作映画「侍タイムスリッパー」での初主演です。
この作品は、安田淳一監督が私財を投じて制作した低予算の自主制作映画でしたが、口コミで評判が広がり、異例の大ヒットを記録しました。
「侍タイムスリッパー」は、時代の変わり目に生きる侍たちの生き様を描いた作品で、山口馬木也さんの洗練された殺陣や所作が絶賛されました。
「本物の武士だった」「殺陣がものすごくて画面に釘付けになった」といった声が続出し、長年培ってきた技術が開花した瞬間でした。
この投稿をInstagramで見る
この作品は第48回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞し、山口馬木也さん自身も優秀主演男優賞を受賞。
さらに複数の映画賞で主演男優賞を受賞し、一気に注目を集めました。
舞台の代表作
山口馬木也さんは舞台でも精力的に活動しており、「真田十勇士」「巌流島」「オセロー」「西遊記」など、多くの歴史的な役柄を演じてきました。
特に注目を集めたのが、舞台劇版「るろうに剣心」での斎藤一です。
原作のイメージに近い山口馬木也さんの斎藤一は高評価を受け、「実写映画版の斎藤一に不満を持っていた人間は山口馬木也の斎藤一を好きになった」とまで言われたそうです。
この投稿をInstagramで見る
個人的には、「侍タイムスリッパー」での成功後、山口馬木也さんにオファーが殺到しているというのが素晴らしいと思います。
長年の努力が報われ、これからさらに活躍の場が広がっていくことでしょう。
まとめ
今回は、俳優・山口馬木也さんの結婚相手や若い頃、代表作について調べてみました。
結婚相手については、一般の方で妻と2人の子供がいる4人家族であることがわかりました。
奥様や子供たちの詳細は公表されていませんが、家族のことを話す時の山口馬木也さんの表情から、温かい家庭を築いていることが伝わってきます。
若い頃は、25歳で俳優デビューし、長い下積み時代を経験してきました。
京都精華大学で美術を学んでいたという意外な経歴も判明し、もともとは俳優志望ではなかったというのも興味深いですね。
代表作としては、「剣客商売」シリーズでの秋山大治郎役が有名で、藤田まことさんとの共演で多くのファンを獲得しました。
そして2024年の「侍タイムスリッパー」で初主演を果たし、日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞するという快挙を成し遂げました。
51歳にして主役を射止め、一気にブレイクした山口馬木也さん。
遅咲きの大輪の花を咲かせた彼の今後に注目していきたいですね!



コメント