東京都出身の歌舞伎俳優、中村莟玉さん。
一般家庭から歌舞伎の世界に入り、今は「人間国宝」でもある四代目中村梅玉の養子としても注目されています。
本名は?どうやって歌舞伎に入ったのか、そして女形としてかわいいと人気の理由まで、気になるところを一緒に見ていきましょう。
中村莟玉さんの本名や経歴を調査
中村莟玉さんの本名は?
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一般家庭から歌舞伎の世界に飛び込み活躍する若手の実力派
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中村莟玉さんの本名は、森正琢磨です。
歌舞伎の名前とは印象が変わりますよね。
舞台の上では中村莟玉として生きていて、素の名前は舞台の外にそっと置いてある感じ。
その距離感も、少し特別に見える理由かもしれません。
プロフィール
名前:中村莟玉
読み方:なかむらかんぎょく
本名:森正琢磨
生年月日:1996年9月12日
年齢:29歳(2026年2月時点)
出身地:東京都
屋号:高砂屋
愛称:まるる
実の両親は編集者?
ご両親は歌舞伎役者ではなく一般の方です。
報道では、両親ともに出版社の編集者だったことが伝えられています。
母親が歌舞伎好きであったためにテレビの歌舞伎放送をよく見ていたご家庭だったようです。
中村莟玉さんの経歴
歌舞伎座に初めて連れていってもらったのは2歳のときで、かなり早い段階で舞台の空気に触れていたことになります。
小学1年生の頃に「東をどり」を観劇に行った際、新橋演舞場のロビーで「切られ与三郎」の真似をしていたところ、日本舞踊家の花柳福邑さんに声をかけられました。
この縁で踊りの稽古を始め、花柳福邑さんの手引きで7歳の時に四代目中村梅玉さんを紹介されます。
そこから見習いとして楽屋に通うようになり、観る側から舞台の世界へ踏み込んでいく流れです。
2005年1月、国立劇場「第243回歌舞伎公演 御ひいき勧進帳」で「富樫の小姓」を勤め、本名の森正琢磨さん名義で子役として初舞台を踏みました。
翌2006年4月に中村梅玉さんの部屋子となり、歌舞伎座「六世中村歌右衛門さん五年祭 四月大歌舞伎」に於いて、中村梅丸を名のり部屋子披露を行います。
愛称の「まる」「まるる」「まるちゃん」という愛称の由来は当時の梅丸からです。
莟玉へ改名後も呼び方は「今まで通りで構いません」とインタビューで語っていました。
このときの出演は2役で、「沓手鳥孤城落月(ほととぎす こじょうの らくげつ)」の小姓 神矢新吾と、「関八州繋馬(かんはっしゅう つなぎうま)」の里の子 竹吉。
同じ公演で五代目中村玉太郎さんが「里の子 梅松さん」で初舞台を踏んだことも伝えられていて、世代の節目になる舞台だったことがうかがえます。
2017年、中村莟玉さんは名題適任証を取得。
子役から積み重ねてきた時間が、形として認められた出来事と言えそうです。
2019年8月23日、中村梅玉さんとともに記者懇親会を行い、同年11月の歌舞伎座「吉例顔見世大歌舞伎」で初代中村莟玉さんを名乗ること、同時に中村梅玉さんに養子入りすることが発表されました。
莟玉さんの名前は、中村梅玉さんの養父である六代目中村歌右衛門さんが若い頃に行っていた公演「莟会」から取られたとされています。
莟という字には、まだ開かない花の芽という意味があり、前途有望だが一人前になる前の若者という含みもあるそうです。
そこに中村梅玉さんの玉を合わせ莟玉さんとなりました。
名前の由来まで含めて、家の歴史と期待が一つにまとまっている感じがして、ぐっときますね。
中村莟玉さんは養子?
映画“国宝”の万菊は、六代目中村歌右衛門がモデルと言われるが、現在、歌右衛門の名跡は空位。菊五郎演出の“藤娘”が一般的な中、歌右衛門のそれを浅草で踊った中村莟玉には期待を寄せてる。莟玉の養父は梅玉で、梅玉は子供がいなかった六代目の甥。“藤娘”ってロシアバレエから影響を受けたそう。 pic.twitter.com/SxQPsALvZN
— ぷりぷりbarny (@pripribarny) January 14, 2026
中村莟玉さんは四代目中村梅玉の養子です。
ここで誤解が出やすいのですが、歌舞伎の養子は珍しい話ではありません。
血縁だけで家が続くとは限らない世界ですし、芸と名跡をどう繋ぐかが大切だからです。
梅玉さんと莟玉さんの場合も、長い時間をかけた師弟関係が土台にあります。
舞台だけではなく、楽屋や稽古場で育てた子を家として迎える。
その重みを想像すると、じんわりします。
養父・中村梅玉さんに実子はいる?
梅玉さんには実子がいるとされています。
一方で、跡を継ぐ「息子」という点では養子の莟玉さんが注目されやすい状況です。
歌舞伎は家の話がどうしても話題になりますが、最後は舞台での実力が問われます。
その意味で、莟玉さんは最初から結果で見せ続けてきた人だと感じます。
中村莟玉さんの女形が人気の理由!
女形は、ただ女性の役を演じるだけではありません。
歩き方や目線の置き方、声の出し方まで、すべてが役の「気配」になります。
莟玉さんはそこが細いのに強い。
柔らかいのに芯がある。
このバランスが、舞台でふっと目を引く理由なのでしょう。
もともと立役も勤める方なので体の軸がぶれにくいのも強みです。
そういわれれば、女形の所作が美しく見える人は体の中心が安定していますよね。
大河ドラマ「べらぼう」出演などメディアでの活躍
舞台の人が映像に出ると、所作の説得力がそのまま武器になります。
中村莟玉さんはNHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」で、万次郎役として出演が報じられました。
歌舞伎の発声や立ち居振る舞いは時代劇と相性がいいです。
映像はアップにも耐える世界なので目の使い方がきれいな人ほど映えます。
舞台で鍛えた細部がテレビで一気に届く。
これが大河出演の面白さかもしれません。
上野動物園とパンダへの愛情
大のパンダ好きの歌舞伎俳優、
中村莟玉さんからコメントが到着🐼🪭“パンダにとっての幸せとは何か、人間はそれをどうやって見出し、結論付ければ良いのか、とても考えさせられる映画でした”
“とても幸せな鑑賞時間でした。早く中国に伺ってパンダちゃんたちに会いたいです!” pic.twitter.com/eEGJvDIhb7
— 映画『パンダのすごい世界』公開中🐼 (@pandasmoviejp) February 5, 2026
莟玉さんといえばパンダ好きでも有名です
好きなものとしてパンダを挙げていて本人の発信でもパンダ話がよく出てきます。
面白いのは、趣味の話が「キャラ作り」に見えないところです。
学校が上野に近かったことや、上野動物園のパンダの話題に触れてきた背景が語られています。
さらにイベントでパンダ飼育スタッフとトークをしたり、推し活的に深掘りしていたり。
ここまでくると好きが生活の一部になっている感じがします。
歌舞伎の緊張感とは別の場所で心がほどける時間がある。
そのギャップもファンが親しみを持つ理由でしょう。
まとめ
中村莟玉さんの本名は森正琢磨で、一般家庭から歌舞伎の世界に入りました。
2004年に中村梅玉へ入門し、梅丸として経験を重ねたのち2019年に梅玉の養子となり中村莟玉へ改名しています。
女形としての魅力は、所作の美しさと芯の強さが同居するところ。
大河ドラマ「べらぼう」出演の話題や、パンダ愛のエピソードもあって、舞台以外でも顔が見えるのが嬉しいですね。


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